5月21日 femme ? homme ?

 

さだまさしの「関白宣言」という歌がある。

この歌が嫌いだ。

 

男と女の役割を明確にされ、押しつけがましく腹立たしい。

違うのは体のつくりくらいで、それだけのことで、ああしろこうしろとまくし立てるような歌詞にはうんざりさせられる。

 

男が情けなくなったからこういった歌を作ったのか

それとも、女が強くなりすぎたから作ったのか。

 

真意はわからないが、肉体の性別だけでとやかく言われるのは嫌だ。

 

男だろうと女だろうと、そんなことはどうでもよくって、

まず人間であるという前提を忘れるな。

 

最後のセリフもキザで嫌いだ。

 

「忘れてくれるな 俺の愛する女は

愛する女は生涯お前 ただ一人」

 

2人愛する力があれば、2人愛せば良い。

一夫多妻、一妻多夫、多夫多妻。

 

プロテスタント化された日本人の言い訳のようにしか聞こえない。

 

モテない夫、モテない妻に魅力があるのか?

僕のひいおじいさんには妾がたくさんいました。

 

もっと業を肯定したら良いのに・・・