5月7日 装飾音

10連休が明けて、「会社に行きたくなくなった」という退職者が後を絶たないようだ。

最近の辞め方では流行しているのは、代行サービスを使うというものだという。弁護士事務所へ電話をして、代わりに「辞めます」と言ってもらうらしい。

 

初めて聞いたときは何か新しいコントか何かと思ってしまった。

 

こんなときインド人は「カレー食べて踊ればいいじゃない」とでもいうのだろう。

スペイン人なら「昼寝して酒を飲めばいいじゃない」とでもいうのだろうか。

 

日本人に巣くっている根深く根拠の乏しい「責任感」とか「愛社精神」が歪んだ形で表出しているようにも思う。

 

僕の場合は「がんばらない」ので、上記の内容は関係がないが巻き込まれるのは面倒である。

 

とりあえず、現代ロシア音楽のきらびやかな部分でも聴いていればよいと思う。

リンクはロシア人作曲家Pavel Karmanov(パヴェル・カルマノフ)の「Oratorio 5 Angel」(2013)の第5楽章の「Anastasia」である。

ボーイソプラノがきらびやかに響き美しい仕上がりになっている。

 


Pavel Karmanov - Oratorio 5 Angels - Part 5 Anastasia

 

 日本ではまだCDは販売されていないが、こちらの「Innerlichkeit」を聞いて深淵にまどろむのも風流だと思う。

Innerlichkeit

Innerlichkeit