マグナ・カルタの飛行条件
3月17日はすぎてしまったけれども…
日本人216名を救ったトルコ航空機
イラン・イラク戦争が続いていた、1985年3月17日、イラクのサダム・フセインが「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を打ち落とす」ということを世界に向かって発信した。イランに住んでいた日本人は、慌ててテヘラン空港に向かったが、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。世界各国は自国民の救出をするために救援機を出したが、日本政府はすばやい決定ができなかったため空港にいた日本人はパニックに陥った。
そこに2機のトルコ航空の飛行機が到着した。トルコ航空の飛行機は日本人216名全員を乗せて、トルコ(アンカラ経由イスタンブール)に向かって飛び立った。タイムリミットの、1時間15分前であった。なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。後に駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。「エルトゥールル号の事故に際して、日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生の頃、歴史教科書で学びました。トルコでは子どもたちでさえ、エルトゥールル号の事を知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです。」
日本人がいかに愚民かということがあらわれています。
トルコ人の多くはイスラム教徒でありますが、日本一般愚民はイスラムは怖いところだといっています。それは日本劣等でよく知られているこの一説にあるのでしょう。
「目には目を、歯には歯を」
目を潰されたら、目を潰し返す。やられたら、やり返す。
昨今では「10倍返しだ」などといわれておりますが、大変愚かな行為であります。
コーラン第5章で、この有名な一説は登場し、この報復を棄権することでさえ罪であると書かれている。だが、それ以前にこうした罪自体をコーランのなかでさんざんと否定している。それでも罪を犯す者は、もはやイスラム、アッラーに使えてくれるな、ということだ。
いわゆる破門というやつですね。
だからといって悪いことだけをお返しするなどということは全く持ってない。
コーラン6章「家畜」161節には以下のように書かれている。
誰でも善行を一つ持って(アッラーの御前に)来れば、それと同じようなものを十倍にして返して戴けるが、よからぬ行いを持って来れば、それとおなじような(いやな)ものを御褒美に戴くだけ。当然の報いしかうけることはない。
日本が行った1890年エルトゥールル号遭難事件での恩義はいまだ、トルコの教科書に記載されているようである。これもこの善行の十倍返しというやつなのだろう。
やられたら、やりかえす。
悪い事されたから、アイツを地獄におとしてやる。
これは愚民の思想です。
また、それを忘れることも愚民の行為なのでしょう。
そんなことを思いながら、深夜バスで揺られて名古屋に到着したころには朝6時。
乗り換えて電車にのると、同じようなバスで東京ディズニーランドから帰ってきた女の子の集団がつかれきった様子で、いわゆる爆睡しておりましたとさ。